毎日効率よく続けられるおすすめ【英語勉強法】をご紹介。
今回は効率の良い英語の勉強方法についてご紹介しようと思います。英語勉強の方法に関しては書店にコーナーができるくらい色々な手法が出てきています。時間がない中で毎日続けられるこれまで実践してきた勉強法をご紹介できればと思います。
この記事は下記のよう方に向けて書かれています。
- 資格試験や英会話の効率良い勉強法を知りたい方。
- 毎日サクッと続けられる勉強方法を知りたい方。
英語勉強法っていろいろありすぎて何をしたらいいのかわからないな。。
という方向けに参考になればと思います。
英語学習の目的をはっきりさせる
まず最初に英語学習の目的をはっきりさせることが重要です。TOEICなどの資格試験で得点をとることを目指すのか、外国人と日常会話をしたり旅行での会話を学ぶのかによって勉強方法が変わってきます。英語はツールなのでまず目的を決めてから勉強を始めましょう。
今回は資格試験で得点を取る勉強法と英会話についての勉強法をまとめました。
英語学習の伸び方を知る
私も経験して感じたことですが、資格試験や英会話において自分が取り組んだ分必ず時間に比例して伸びるわけではありません。
上の図のように階段型に伸びていくようになっています。ですので取り組んでいるのにイマイチ伸びを感じないということがしばらく続きます。またスランプに陥ることも出てくると思います。しかし学習を続けているとグンと伸びる時期があります。
この繰り返しになっていますのですぐに結果が出なくとも諦めないことが肝心で、行き詰まった時には「今は大きく伸びる前だな。」と思うことが重要です。
資格試験で得点を伸ばしたい
まずTOEICなどの資格試験で得点を取りたい方の勉強法についてご紹介します。
資格試験などの場合はまず資格試験向けの実践問題集や参考書を使っていくと問題の傾向に慣れて試験問題を解きやすくなります。学習順にご紹介します。主にTOEICの学習方法向けに書かれています。前回TOEICのことについて書いた記事とかぶる内容があります。
単語
まずは単語帳を1つ購入して単語を覚えましょう。これまで勉強したことがあったとしても各試験により多く出題されている単語や今まで習った単語が全く別の意味で使われていたりするので改めて学習することをおすすめします。
TOEICの場合は今まで見たことのある単語が別の意味で使われていることが多いと思います。
文法・語彙
多くの資格試験では文法や語彙問題も出題されますので、単語と並行して文法問題や語彙・語法の問題を解いていくようにしましょう。スピード重視で反射神経的に正確に解答できるようになるまで同じ問題集を繰り返し解くことをおすすめします。
TOEICの場合はこのセクションで時間をかけ過ぎると後の長文読解で時間がなくなってしまいます。
リスニング
リスニングも参考書などを使うことをおすすめしますが、重要なのはどのタイミングで流れてくる音声を聞いて、どのタイミングで問題文を読むかを把握することにあると思います。一般的な資格試験では音声は一度しか流れないのでここでの時間配分が明暗を分けます。
TOEICは最初にリスニング試験が行われますので、ここでつまずくと尾を引く可能性があります。
リスニングを伸ばすのは後で紹介するオーバーラッピングも効果があります。
長文読解
長文の読解は量が多い場合が多く速読が必要になることが多いです。似たような問題形式を多読して慣れることが重要になってきます。また単語や文法の勉強をある程度やってから解いていくのが良いと思います。
この項目のまとめ
資格試験で得点を取りに行く場合は良質の参考書を毎日隙間時間に繰り返すことが重要になります。そして時々は模試のような実践問題集を解いていくことが大事になります。できれば休日に試験と同じ時間帯で問題を解くと体が慣れて頭を上手く働かせることができます。
TOEICについては以前の記事でご紹介しています。
英語を話せるようになりたい
我々日本人が英語で一番ネックにしているのが英語を話すことだと思います。日本の場合は中学・高校で受験英語が目的となっていました。英会話の時間はほとんどなく、試験ばかりだったのでいつの間にか英語が難しいものとして頭にこびりついている場合が多いです。
そこでどうすれば英語圏の人と臆せず話せるかを日本にいながら隙間時間でできることを自分の経験も含めてまとめたいと思います。英語に対するコンプレックスの克服法になるかと思います。
※レベルは日常英会話ができるようになる方法です。
最低限の単語・文法を復習する
まずは最低限、中学校で習った程度の英単語や基礎の英文法を復習しましょう。簡易的な復習で大丈夫だと思います。日々続ける中で頭に入ってくるとは思います。おそらく既に知っている単語や文法を思い出す感じになると思います。
まずは聞くことから
まずは聞くことから始めます。そこで自分の興味のある映画やドラマを選びます。最近ではyou tubeで英語学習チャンネルを作っている方も多いので上手くまとめられている動画が多くあります。色々見て自分に合ったものを選べば良いと思います。ただ一つだけポイントとして字幕が付いているものを選びましょう。
英語独自の表現や句動詞(phrasal verb)などがあり、今まで学習してきたものと違いがあることに驚きます。これに慣れていきましょう。
例え1分くらいの動画でもかまいません。自分が毎日続けられそうなものであれば大丈夫です。
オーバーラッピングをする
聞ききなれない言葉が出てきましたが、オーバーラッピングというのは字幕を話し手と一緒のタイミングで声に出して読むことです。先ほど自分で選んだ映画やドラマなどで同じものを何日か繰り返して覚えこむまで行うのがベストです。
ちなみに私は現在「TED」やyou tubeの「Nas Daily」というチャンネルを毎日オーバーラッピングするようにしています。英語を学びながら日本にいるだけではわからない世界の情報や考え方を得ることができて一石二鳥です。
これを毎日行うことで英語のフレーズを映像のイメージとともに覚えこむことができます。毎日ほんの数分でいいので繰り返すようにします。
以前ご紹介したアメリカのホームドラマ「フレンズ」などのショートコメディー”シットコム”がおすすめです。1話20分くらいなので半分か3分の1くらいに区切ってやってみると続けやすくなります。話すスピードが速いので完璧は目指さず少しづつ慣れていくようにしましょう。
慣れてきたら音声が読まれた後に字幕を追いかけて自分で読むシャドーイングを行ってもいいと思います。
何回か動画を見ながら音声を聞いてみてできそうだなと思ったらオーバーラッピングかシャドーイングをするようにしましょう。
実践の場を持つ
ある程度慣れてきたら実践の場を持つようにしましょう。日本にいるとなかなか英語を使う場がないので最近流行りのオンライン英会話や英会話カフェに通ってみるのがいいと思います。また普段から英語で考える癖をつけることで英語に対しての反射神経を鍛えるのもいい方法だと思います。よく私も実践しています。
実戦の場は、気軽に始められるオンライン英会話や、英会話カフェなどがおすすめです。
この項目のまとめ
会話の場合は資格試験の勉強とは少し異なります。まずは聞くことから始めましょう。英語圏特有の表現に慣れ、そして聞いたり話したりするためにはオーバーラッピングを毎日続けることがおすすめです。
今回の内容は下記の書籍を参考にして重要なところを自分なりに簡潔にまとめてみました。
英語学習のメリット・まとめ
ここまで英語学習の方法についてご紹介しましたが最後に自分が思う英語学習そのもののメリットを下記にまとめたいと思います。
- 世界中の人と会話できる。
- 日本ではあまり知られていない話題に触れることができる。
- 英語検索で最新の情報を得ることができる。
やはり英語は世界共通語であるので留学中や英会話などで他の国の人とのコミュニケーションツールとしての機能があります。人との意思疎通は翻訳アプリではできないことだと思います。
そしてTEDやyou tubeの英語チャンネルでは日本であまり馴染みのない研究が扱われていたり話題があったりするので見ているだけで新鮮です。さらに英語での検索を行えば日本語検索だと得づらい最新の情報を得ることができたりします。(プログラミングなどに多いみたいです。)
この3つが英語を学ぶメリットになるかと思います。また英語はツールなので先に学ぶから使い道が見えてきたりする可能性もあります。
資格試験であっても英会話であっても大事なのはコツコツ毎日続けることです。今回の記事を参考にしていただいて自分に合った方法で英語学習を継続していただければかと思います。
読んでいただきありがとうございました。