【産経オンライン英会話】の特徴やメリット・デメリットをご紹介。
今回はオンライン英会話「産経オンライン英会話」についてご紹介したいと思います。CMが放送されていないのであまり馴染みがないと思います。
産経オンライン英会話って聞いたことないな。。
という方のためにご紹介しようと思います。
※2020年10月13日よりホームページがリニューアルされています。またこちらの産経オンライン英会話はサービスを終了しています。
産経オンライン英会話の特徴・メリット
産経オンライン英会話は名前の通り産経グループの産経ヒューマンラーニング株式会社が運営するオンライン英会話になります。先に特徴やメリットなどを紹介したいと思います。
産経ならではの教材が使える
産経新聞の記事を中心とした英文ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」の記事を基にしたニュースディスカッション教材が使えます。
ISO承認を得ている
オンライン英会話業界では初となるISO:International Organization for Standardization(国際標準化機構)の認証を2つ取得しています。具体的には下記の2つになります。
- ISO29991:2014=公式教育外の語学学習サービス-要求事項
- ISO29990:2010=非公式教育・訓練における学習サービス-サービス事業者向け基本的要求事項
産経オンラインはこの2つのISOを取得することによりレッスンや教材の質、さらに講師の質などを保証しています。
講師の採用水準が高い
講師は全員フィリピン人ですが、講師の採用率は1.2%程度とのことです。ISOの承認を取得していることからも講師の質は高そうです。
支払い方法が多い
支払いの方法がクレジットカード、paypal、銀行振り込みから選べます。
週末限定料金がある
後ほど詳しくご紹介しますが毎日受講できる料金プランとは別に金曜・土曜・日曜限定で受講できるプランがあります。週末に力を入れて受講したい方におすすめです。
2回の無料体験がある
産経オンライン英会話も2回無料体験を受けることができます。さらに英会話初心者向けにトライアル教材が用意されています。
短期の集中プログラムがある
料金は少々高め(2ヶ月ライトプラン:¥75,000+税、3ヶ月スタンダードプラン¥ 98,000+税)ですが、自分に合ったプログラムで進めることができます。TOEICが550点以下の方が対象となっています。 具体的には下記のメリットがあります。
- 初回にレベルチェックをし日本人のコンサルタントとともにオリジナル学習プランを作成できる。
- 日本人のサポートも付くのでアプリケーションを使って学習の悩みを相談することができます。また週1回の進歩確認カウンセリングがあります。
- 2回のレベルチェックテストがある。
TOEICが550点以下で週7時間以上、学習時間が確保できれば申し込みできます。
日本人コンサルタントとセッションができる
1コマ25分で税込¥3,300の費用がかかりますが、オプションサービスとして日本人コンサルタントによるオーダーメイドセッションを行うことができます。
このセッションのメリットは下記のようになります。
- 外国人講師とのレッスンでわからないところを質問できる。
- 日本語も交えて英会話レッスンができる。
- 英語勉強のアドバイスがもらえる。
これは英語初心者の方や英語の勉強に行き詰まっている方には役に立つシステムです。
ビジネスライティング講座を開設している
1回税込¥38,500ですがビジネスライティングコースが設置されています。学習期間は2ヶ月で、ネイティブのビジネス文書構成者による個別添削を6回受けることができます。1ユニット30分〜60分の学習時間のものが30ユニットあります。eラーニング形式なので24時間どこからでも学習できます。
レッスンノートがある
レッスン後に講師からレポートが送られてきます。このレポートの書き方が丁寧と定評があります。
レベルチェックテストを受けることができる
産経オンライン英会話では「GCAT:Grobal Communication Ability Test」と呼ばれるレベルをチェックするテストを受けることができます。追加料金はありません。
テストの受講基準をクリアしていて対応できる講師のレッスンで受けることができます。レッスンの中で講師がチェックしていきます。
特徴やメリットのまとめ
他のオンライン英会話に比べて無料体験でも教材が選べたり別費用で受講できるオプションが多いように感じます。また産経ならではの教材が使えるのも勉強を続けるモチベーションになるのではないでしょうか。
産経オンライン英会話のデメリット
では続いて産経オンライン英会話のデメリットをご紹介しておきたいと思います。
講師は全員フィリピン人
講師は全員現地在住のフィリピン人となります。アメリカ人やイギリス人の方と話をしたい方には不向きです。ただ採用には基準を設けて講師の質には力を入れています。
講師の評価制度がない
ユーザーからの講師の評価やレビューはありません。講師の自己紹介は記載ページがあるので最初はそのページを見て自分に合いそうな講師を指名することになります。
早朝や深夜の受講は担当講師が少ない
朝5:00から夜24:30までの予約が可能とはなっていますが早朝や深夜になると担当講師の数が少ない印象を受けます。ほとんど日本と時差のないフィリピンなので仕方がない気もしますが、特に24:00台の受講できるレッスンは少ないように感じます。
レッスン料金について
レッスン料金についてご紹介します。入会金や教材費は別途発生しません。休会も可能でレッスン記録は保管されます。
通常プランは3コースあります。これに加えて「大学入試外部検定試験対応」プランもあります。毎日のプランに加えて週末プランが組まれているのが特徴です。
1レッスンは25分間になり、毎日プランは1コマか2コマかでプランが分かれています。
また追加でレッスンを受けたい場合はプラスでチケットを購入することができます。回数の多いチケットを購入すると単価が低くなるようになっています。
また先にご紹介した短期集中プログラムは下記の料金となります。
2つのプランがあり期間が2ヶ月のライトプランと 3ヶ月のスタンダードプランに分かれています。
予約・キャンセル
予約はレッスン開始の30分前まで受け付けています。キャンセルする場合はレッスン開始の60分前までとなります。
無料体験の受け方
2回の無料体験ができるので受講の仕方をご紹介しておきます。
スカイプを利用するのでまずはダウンロードしておいきましょう。
まずはメニュー画面の「無料体験レッスンのお申し込み」をクリックします。
そうすると「無料会員登録」画面へと移ります。
名前、メールアドレス、パスワードを登録します。登録したメールアドレスに確認のメールが届くのでメール本文にあるURLからサイトへアクセスして会員登録完了となります。
ページ内の「チケットで予約する」から無料体験の予約を行うことができます。
簡単にプロフィールを入力後レッスン予約画面に移るので無料体験を予約することができます。
レッスンを受けてみた
レッスンは予約画面のカレンダーから行います。
担当講師の覧に「予約する」と表示されていれば予約が可能となります。
レッスンにはスカイプを使用し「スカイプ名」を登録しなければならないのであらかじめ「会員情報」から登録しておきましょう。
また無料体験の場合は2つのトライアルテキストから選ぶことができます。レッスンが始まる前にダウンロードしておきましょう。
レッスンを受けてみて思いましたが、よっぽどの英語初心者でない限りトライアルBでいいと思います。
レッスンを申し込む際に"I would like to use TRIAL B for the trial lesson ."と講師へのメッセージ覧に書き込むかレッスンが始まってから講師に伝えるようにしましょう。
後は時間になれば担当の講師からスカイプへ連絡が入ります。
体験レッスンの感想
体験レッスンを受けた感想ですが。講師は少しネイティブより訛りがあるような気がしました。ただそれほど気になるものではありませんでした。
レッスンは最初に少し自己紹介とフリートークをした後、テキストに沿って進んでいきます。文法や言い回しの間違いがあれば丁寧に解説をしてくれました。講師はフレンドリーで25分間楽しくレッスンを受講することができました。
レッスンの最後には自分のレベルにあったおすすめのレッスンテキストを紹介してくれます。
レッスン終了後はマイページのレッスン履歴に担当講師よりレッスンノートが書かれていますので復習することができます。
また質問には丁寧に答えてくました。レッスンの質は高いように思いました。
まとめ
レッスンオプションが多いのと週末のみのコース設定もあるので短期集中で頑張りたい方には向いているように思います。また通常レッスンでは最新のニュースを扱えるので時事英語に興味がある方にはおすすめです。気になる方は一度体験してみてはいかがでしょうか。