【NPB・MLB】プロ野球とメジャーリーグの違いについてまとめてみた。
今回はいよいよクライマックスに突入したNPB:日本のプロ野球と、MLB:アメリカ・メジャーリーグの違いをまとめてみたいと思います。また野球用語の違いについてもまとめています。野球好きの人なら違いをご存知かもしれませんがあらためて比べてみるとおもしろみがあります。
この記事は下記のようなことが書かれています。
NPBとMLB
NPBは日本(ニッポン)・プロ・ベースボールの略でMLBはメジャー・リーグ・ベースボールの略になります。他のスポーツに人口を奪われているようにも見えますが、野球は日本の国民スポーツであり続けています。一方のMLBは北米4大スポーツの一つとして数えられ、NFL(アメリカン・フットボール)、NBA(バスケットボール)に次ぐ、3番目にアメリカで人気のスポーツとなっています。NPBとMLBの違いをはっきりとわかる範囲で4つ程まとめておきます。
チーム数の違い
日本が12チームなのに比べ、アメリカには30チームあります。アメリカの場合は大陸が広く、東海岸と西海岸では時差が3時間あるので時差ボケにも悩まされるみたいです。
試合数・試合延長の違い
今年はコロナの影響で試合日程、試合数共に変更されていますが、通常であれば下記のような試合数となっています。
日本も以前は120試合程度だったので20試合ほど増えています。日本では近年なくなりましたが、アメリカでは未だに獅子消化のためにダブルヘッダー(1日2試合)が組まれたりします。またアメリカの場合は敗戦が決まっている場合に、野手が最終回に投手としてマウンドに上がる場面もあります。
またリーグ数の違いから、NPBのプレーオフはリーグでの優勝と日本シリーズでの優勝ですが、MLBは地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ優勝となり、MLBはプレーオフの期間も長くなります。
下部組織の違い
アメリカはマイナーリーグだけでも261チームが存在し、8000人の選手が在籍しています。(2020年7月時点)
球場・応援の違い
ヤンキースタジアムも左右非対称でホームからライトは距離が短くなっています。
日本では近年ドーム球場が主流になりつつありますが、アメリカでは屋外球場が一般的です。メジャーリーグの球場にはそれぞれ特徴があり、面白い造りになっています。
T-mobile parkなど雨が多い地域などでは開閉式屋根の球場になっています。屋根が閉まっていたとしても、屋内にいる感じはあまりしない造りになっています。 T-mobile parkも左右非対称となっています。
また日本の応援は外野の応援団が賑やかですが、アメリカで鳴り物の応援は禁止されています。そして、アメリカでは手ぶらで球場に来るのが一般的です。
野球用語の違い
日本にはカタカナで書かれる野球独自の用語があります。しかし、その中には本場アメリカでは使われない、いわゆる”和製英語”が存在します。ここでは日本では使われていない、英語の野球用語をご紹介します。この違いを知っているだけでもMLBをさらに楽しく見ることができると思います。野球用語の違いは多いのでこの項目でまとめてご紹介します。
ヒット・バイ・ピッチ(Hit By Pitch)
まずはヒット・バイ・ピッチからです。これは日本の野球で「デッドボール=死球」のことになります。日本のデッドボールは和製英語になります。
ウォーク(Walk)
ウォークは日本では「フォアボール=四球」のことになります。バッターボックスから一塁まで”ウォーク”ということですね。
ナイト・ゲーム(Night Game)
”ナイト・ゲーム”は日本の野球中継でも使われることがありますが、ナイターは和製英語になります。夜の試合のことですね。
クローザー(Closer)
意味は主に最終イニングに登板する”抑え投手”のことです。”クローザー”は日本でも近年使われるようになってきたました。
日本だと”ストッパー”の方が馴染みがあるかもしれませんが、こちらは和製英語になります。
プレート(Plate)
プレートは”ホームベース”のことです。 日本ではホームベースの他に”ホームプレート”と呼ばれたりします。ホームベースは和製英語になります。
タグアップ(Tag up)
こちらは日本では”タッチアップ”と呼ばれています。外野手がフライを捕球した後に、ランナーが進塁するプレーのことです。”タッチアップ”は和製英語になります。
ちなみに”タッチアウトにする”ことを”タグアウト=Tag out”と言います。
ダブル・トリプル(Double・Triple)
これはそれぞれ二塁打・三塁打のことです。日本では”ツーベースヒット”や”スリーベースヒット”と呼ばれますが、アメリカでは”ダブル”、”トリプル”が一般的です。またアメリカで一塁打は”シングル(Single)”と呼ばれます。
ウォール(Wall)
外野の柵のことを日本では”フェンス”と言いますが、アメリカでは”ウォール”と言います。
バックストップ(Backstop)
”バックネット”のことを英語では”バックストップ”と言います。「Behind the backstop =バックネット裏」という意味になります。
オンデッキ・サークル(On-deck Circle)
これは次の打者が準備を行う”ネクスト・バッターズサークル”のことです。こちらは和製英語になります。両チームのベンチとホームベースの間にある小さな円のことです。少しイメージしずらいですね。。
その他
留学エージェント「Scool With」に野球用語について紹介されていましたので、同じものもありますが、さらに知りたい方は下記のリンクからどうぞ。
NPB・MLBを見れる動画サイトは?
いよいよ大詰めなNPB・MLBを見ることができる動画サイトをご紹介しようと思います。以前、NPBを見ることができる動画サイトをご紹介しました。
ですので今回はMLB:メジャーリーグも見れる動画サイトをいくつかご紹介しようと思います。
ABEMAプレミアム
ニュースやバラエティー、ドラマを配信する印象があるABEMAプレミアムですが、2021年はメジャーリーグの配信も行なっています。2021年シーズンは166試合を生中継で放送しています。
試合の配信だけでなく「大谷ハイライト」や「注目選手ハイライト」、「試合ハイライト」などがまとめてありますので大谷選手の活躍、日本人選手の活躍が気になる方にはオススメの配信サービスとなっていて、無料期間もあります。
スカパー!
スカパー!の「スポーツセレクション」でMLBの試合を見ることができます。この場合の料金は、申し込み月¥0で、翌月から¥2,970(税込)+基本料金¥429(税込)となっています。ただし申し込んだ月の解約はできません。
また他にもプランがありますので、MLB +日本プロ野球や映画を見たい方にはおすすめです。
SPOZONE
こちらもMLBの試合を見ることができる動画配信サイトになります。今年のMLBのプレーオフも見ることができます。特集動画や日本人ハイライトなども見ることができます。配信が日本人選手中心となっています。
SPOZONEには無料会員と有料会員があります。無料会員は見ることができる試合数が限られます。i phoneアプリは月額¥2,300(税込)、公式サイトは月額¥1,650(税込)・年間¥9,900(税込)となっています。
MLB.TV
こちらは全て英語表記のサイトになります。アメリカ、MLBのサイトなので日本人が中心というわけではなく、全30球団の試合を見ることができます。 スマホやタブレット、Apple TV、PS4など様々なデバイスが使用できるので便利です。
全てのチームが視聴できるコースで$129.99≒¥14,300で視聴可能です。こちらには7日間の無料視聴期間があります。1チームの試合だけを視聴できるコースは$109.99≒¥12,000で視聴可能となっています。
まとめ
日本のプロ野球もアメリカのメジャーリーグもいよいよ大詰めを迎えています。今年はコロナの影響もあり、生で野球を見るのが難しいシーズンとなりました。メジャーリーグはすべての試合が無観客です。こういう時こそこういった動画配信サービスの使い時だと思います。動画配信サービスを利用して、残り少ないシーズンを楽しみたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。