【ベーブ・ルース】どれくらいすごい?大谷翔平とも比べてみた
この記事では野球の神様と呼ばれるベーブ・ルースがどれくらいすごかったかを掘り下げてみたいと思います。日本でもアメリカでも大谷翔平選手が注目され、何かと比べられることが多いので、調べてみることにしました。
そういえばベーブ・ルースってどんな選手だったんだろう?
という方向けに詳しくご紹介しています!
ベーブ・ルースってどんな人
ベーブ・ルースは1900年代の初頭にレッドソックスやヤンキースに所属していたメジャーリーガーです。1914年から1935年まで22年間の現役生活を送りました。1914年から1933年までは投手として登板していた記録があります。
1934年には日本にも来日し日米野球が行われました。ここで日本の大投手であった沢村栄治とも対戦しています。
ホームラン王を12回も獲得した優れたバッターでした。
ベーブ・ルースの偉業
それではベーブ・ルースの偉業をご紹介します。
1918年には今年、大谷翔平選手が破れそうだった2桁ホームラン、投手として2桁勝利を記録しています。
1920年のヤンキースデビューの年にはホームラン54本を放っています。この年の本塁打2位のジョージ・シスラー(イチローが塗り替えるまではシーズン最多安打記録の持ち主)が19本で30本差をつけていたので、どれくらい凄い数字か推測できます。
翌年1921年には本塁打59本、打率.378でヤンキースをリーグ優勝に導きます。ヤンキース時代には毎年2桁ホームラン、1927年には年間60ホームランを記録しています。
現役通算で714本のホームランを放ち、投手としても94勝を挙げています。ニューヨークヤンキースでは中心選手としてワールドシリーズ優勝に導いていました。
この当時2位以下と圧倒的な記録の差を出していたことや、近年ホームランの記録を作った選手に薬物疑惑などが出ている点からもベーブ・ルースの記録には価値があると評価されています。
ルースの建てた家
1923年に初代ヤンキースタジアムが現在のスタジアム近くに完成しましたが、ベーブ・ルースの活躍の効果で儲かっていたヤンキースが建設した球場であることから、「ルースの建てた家」という異名を持っています。
大谷翔平とベーブ・ルース
2021年シーズンは46ホームラン、投手として9勝を挙げている大谷選手ですが、メジャーリーグで二刀流をやってのけている点や、ホームラン王争いに君臨している点、103年ぶりに2桁ホームラン・2桁勝利に手が届きそうな選手であった点や、何よりもメジャーリーグのファンを虜にした点でベーブ・ルースの再来と言ってもいいのではないかと思われます。
また、メジャーリーグ史上初の100安打、100打点、100得点、100投球回、100奪三振のクインティプル・ファイブをマークし、アメリカメディアも大谷の活躍を称えています。近年メジャーリーグの人気にも低迷が出ている中で注目の的になっています。これからメジャーリーグでどのような記録を作るかが楽しみです。
英語のフレーズをご紹介
ベーブ・ルースに関連した英語のフレーズをいくつか紹介しようと思います。
hall of fame
こちらは「殿堂入り」という意味になります。殿堂入りした選手を「hall of famer」と言います。
ちなみにベーブ・ルースは1936年にアメリカ野球殿堂入りを果たしています。
Slugger
これは日本語でも使われる「スラッガー」です。「長打を放つバッター」「強打者」という意味です。ベーブ・ルースや大谷翔平選手にぴったりの言葉ですね。
retired number
こちらは名詞で「永久欠番」を意味します。ちなみにベーブ・ルースのヤンキースでの背番号「3」は永久欠番となっています。ヤンキースでは一桁台の背番号が全て永久欠番となっています。
まとめ
今回はベーブ・ルースのことを紹介するとともに2021年に大活躍だった大谷翔平選手のこともご紹介しました。数字を見るとベーブ・ルースが当時どれくらいすごい選手だったのかはわかります。
100年後のベーブ・ルースの再来がまさかの日本人だったとは驚きですが、大谷翔平選手には、来シーズンは今年達成できなかったホームラン王と2桁勝利・2桁ホームランの達成に期待したいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。