【野球場】ヤンキースタジアムのツアーと世界の古い球場ベスト5ご紹介
今回はヤンキースタジアムのスタジアムツアーについてご紹介します。
この記事は下記のことが主に書かれています。
今回ヤンキースタジアムで野球を観る予定でいましたが残念ながらコロナの影響で中止となってしまいました。。
MLB(メジャーリーグベースボール)
もう少しアメリカのスポーツのことをお届けしようと思います。今回からはMLB(メジャーリーグベースボール)についてご紹介したいと思います!(といっても数回だけでとなりそうですが。。)
まず紹介するのは私が前回ニューヨークに来た2016年に行ったヤンキースタジアムのツアーです。この時は秋に来たので野球はシーズンオフでしたがスタジアムツアーは行われていました。試合ももちろん見たかったですがスタジアムツアーだけでも十分楽しめます!
気をつけなければいけないのはヤンキースタジアムのあるブロンクスというエリアはニューヨーカーでも近づかない治安の悪いエリアとして有名なので、行動するのは駅前のヤンキースタジアムやグッズショップに留めておくことを推奨します。
ツアーの予約
スタジアムツアーの予約は各旅行代理店(JTBやHIS)で行うことができます。あらかじめ日程を決めて日本から予約しておく方がいいでしょう。店頭だと手数料がかかるので各旅行代理店のホームページから予約するのがオススメです!
ツアーの集合場所
通常こういったツアーの集合場所はホテルのロビーとなることが多いです。このツアーはマンハッタンにあるホテルが集合場所でガイドさんと一緒に地下鉄に乗りスタジアムまで向かいました。この辺りは大手旅行代理店で申し込みをして安心できるところだと思います。
スタジアムに入る前に
スタジアムに入る前に色々アクテビティがあったので紹介します。
グッズショップ
到着後スタジアムに入る前に駅前にあるグッズショップに立ち寄りました。老舗のようで品揃えが豊富でした。チームのユニホームは大体$90〜$100くらいで購入することができます。通常選手のユニホームは背番号だけですが、ヤンキースファンのユニホームは名前入りが一般的みたいです。
見づらいですが写真の「You」と書いてあるあたりが訪れたショップになります。
ヤンキースタジアムについて
ヤンキースタジアムの前で少しこのスタジアムについての説明を受けます。
なんでも戦前の大昔はニューヨークにある3つのチームが1つの球場をシェアしていたらしいのですが、ヤンキースにベーブ・ルースが現れ活躍したためにチームの人気が上昇し自前の球場を持てるようになったみたいです。これがヤンキースタジアムのことで、別名「ベーブ・ルースが建てた家」と呼ばれていたそうです。ベーブ・ルースは当時1シーズンのホームラン平均が10本くらいの時に1シーズン50本くらい打ったことがあるそうです!
今のヤンキースタジアムは2代目となり2009年から使用されています。
オールド・スタジアム
カッコよくタイトルをつけてみましたが世界の古い野球場ベスト5を紹介してみたいと思います。ランキングの基準は改修はされても同じ場所で球場として使用されていることです。
1位・フェンウェイパーク
1位はボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークになります。レフトスタンドのフェンスが高いことで有名ですね。別名「グリーンモンスター」。
1912年から使用されています。
2位・リグレーフィールド
2位はシカゴ・カブスの本拠地、リグレーフィールドになります。こちらは外野フェンスに蔦が巻いておりボールが隠れてしまった場合の特別ルールなんかが存在します。近年まで照明施設がなかったり、ワールドシリーズの制覇ができないと言われた「ヤギの呪い」(2016年にワールド・シリーズを制覇してピリオドを打ちました。)が有名です。
1914年から使用されています。
3位・阪神甲子園球場
3位は日本の球場です。高校野球の聖地、そして阪神タイガースで有名な甲子園球場です。
2000年代後半に大規模改修が行われてだいぶ綺麗になりました。改修前に行ったことがありますが本当古臭い感じでした。。
1924年から使用されています。
4位・明治神宮野球場
4位も日本の球場です。大学野球の聖地、そしてヤクルトスワローズの本拠地の神宮球場です。延期になってしまいましたが東京オリンピックスタジアム(国立競技場)のすぐそばにあります。
1926年から使用されています。
5位・宮城球場(現・楽天生命パーク宮城)
5位もなんと日本の球場です。昔はロッテ(ロッテオリオンズ時代)が本拠地としていました。2005年に楽天の新規参入が決まり、スタジアムらしく改修されましたが改修前は外野が芝生の地方球場でした。
1950年からこの場所で使用されています。
ヤンキースタジアムは建て替えですので場所を変えました(道路を挟んだ向かい)が、旧ヤンキースタジアムは1923年から2008年まで同じ場所で使用されていました。現存すれば3位にランクインできていましたね。残念ながら待ち合わせ場所として有名だった入り口前の「バット」と呼ばれるバット型のポールが残るのみとなってしまいました。。
テープを巻いているように見えるのが「バット」です。
MLBこぼれ話
今回私がニューヨークでステイした場所の近くに「Ebbets Field Apartments」と呼ばれるアパートが建っています。ここには昔、現在のロスアンゼルス・ドジャースの前身「ブルックリン・ドジャース」の本拠地「Ebbets Field」がありました。
この球場は1913年開場から1957年閉場(もし現存すれば世界2位の古さでした)までロスアンゼルスへ本拠地を移す前のドジャースが使用していました。2009年からニューヨークメッツが本拠地としている「citi FIELD」の外観はこの「Ebbets Field」を模して造られています。
またニューヨークメッツのチームカラーの青色はドジャースからきています。
ブルックリンドジャースには1947年から1957年までの期間、映画にもなった黒人初のメジャーリーガー「ジャッキー・ロビンソン」が所属していました。彼の背番号だった42番は現在すべてのMLBチームの永久欠番となっています。
こういった歴史を感じることができるのもニューヨークの魅力の一つですね。
ジャッキーロビンソンがテーマとなっている「42〜世界を変えた男」という映画は下記サイトで見ることができます。
次回からはヤンキースタジアムの中をご紹介します。
読んでいただきありがとうございました。