イギリスとアメリカ【英語の違い】をまとめてみた!
この記事ではイギリス英語とアメリカ英語の違いについてご紹介しています!日本の英語教育は主にアメリカ英語だったと思いますが、英語の授業で先生がテキストに書かれていたときに、これはイギリス英語と指摘していたのを覚えています。違いが気になったので調べてみました。
イギリス英語とアメリカ英語って何が違うの?
という方に向けてこの記事は書かれています。
イギリス英語は(英)・アメリカ英語は(米)と書いています。あなたが知っている違いがあれば教えていただければかと思います。
- at the weekend(英) / on the weekend(米)
- tube(英) / subway(米)
- football
- flat(英) / apartment(米)
- lift(英) / elevator(米)
- chips(英) / french fries(米)
- biscuit(英) / cookie (米)
- autumn(英) / fall(米)
- 時間の言い方
- つづりが違う単語
- まとめ
at the weekend(英) / on the weekend(米)
まずは前置詞の違いから、イギリス英語では「at the weekend」と言いますがアメリカ英語では「on the weekend」と言います。アメリカで学んでいた時にテキストに「at the weekend」と書かれていて、講師の方が指摘していました。
tube(英) / subway(米)
イギリスでは一般的に地下鉄を「the underground」と呼びます。その中でもロンドンの地下鉄は「the tube」と呼ばれ親しまれています。
この写真のようにロンドン地下鉄の形状からきているみたいです。
一方で、アメリカでは「subway」と呼ばれています。地下鉄で本拠地同士を行き来できるのでニューヨーク・ヤンキースvsニューヨーク・メッツの試合をサブウェイ・シリーズと言いますね。
ちなみにフランスでは地下鉄のことを「metro(メトロ)」と言います。
football
footballもイギリスやヨーロッパ諸国と、アメリカでは意味というか競技が異なります。ヨーロッパではサッカー。アメリカではアメリカンフットボールになります。ヨーロッパからの留学生はサッカーのことをフットボールと言い、講師に直されていました。どちらも国を代表するスポーツですね。
flat(英) / apartment(米)
どちらもアパートやマンションという意味になります。flatと呼ばれるのは、アパートやマンションは1階建てで、キッチンやバスルーム、部屋が全部同じ平な場所にあるからだそうです。
lift(英) / elevator(米)
エレベーターは日本語でも使われていますが、アメリカ英語になります。イギリスでは「lift」を使います。
また階数の数え方もアメリカとイギリスでは異なります。
イギリス | アメリカ | |
1階 | ground floor | first floor |
2階 | first floor | second floor |
3階 | second floor | third floor |
4階 | third floor | fourth floor |
イギリスでは1階を「ground floor」というので、階数が1つズレてしまいます。エレベーターのボタンも[G][1][2][3]...となっています。
chips(英) / french fries(米)
イギリス英語で「chips」、アメリカ英語で「french fries」、英語だとなかなかイメージできませんが、日本語ではハンバーガーと一緒に食べる「フライドポテト」を意味します。
イギリスでは魚のフライとフライドポテトが1つの皿に乗った「Fish & Chips」が有名みたいです。
biscuit(英) / cookie (米)
日本では「クッキー」も「ビスケット」同じ意味で使われていますが、「biscuit」はイギリス英語、「cookie」はアメリカ英語です。
autumn(英) / fall(米)
どちらも「秋」を意味しています。イギリスでは「autumn」、アメリカでは「fall」が使用されています。日本ではデパートで「オータムフェアー」が行われていて、「フォールフェアー」とは呼ばれませんね。
時間の言い方
アメリカとイギリスでは異なる呼び方をする時刻があるので、まとめておきます。
イギリス英語 | アメリカ英語 | |
15分 | a quarter of one hour | fifteen minutes |
30分 | half an hour | thirty minutes |
45分 | three quarters of an hour | forty five minutes |
90分 | an hour and a half | ninety minutes |
このように時間の呼び方が異なります。
- 「quarter」は4 分の1、つまり、60分の4 分の1で15分を指します。
- 「half」は半分の意味で、60分の半分で30分になります。
- 「three quarters」は「quarter」✖️3なので45分になります。
5時 | イギリス英語 | アメリカ英語 |
15分 | quarter past five | five fifteen |
30分 | half past five | five thirty |
45分 | quarter to six | five forty five |
アメリカ英語では時刻を数字で読みますが、イギリス英語では下記のように言います。
- 5時15分:「quarter past five」(15分過ぎた5時)
- 5時30分:「half past five」(30分過ぎた5時)
- 30分を境に次の時刻に向かうイメージ、5時45分:「quarter to six」(6時まで15分前)
イギリスへは言ったことがないので、なかなか馴染みのない表現ですね。
昔、学習塾でイギリス英語の言い方を習いアメリカ留学時に言ってみたら、それはイギリス英語だよと言われてしまったのを覚えています。
つづりが違う単語
イギリス英語とアメリカ英語ではつづりが若干違うものがあります。
イギリス | アメリカ | |
劇場 | theatre | theater |
隣人 | neighbour | neighbor |
振る舞い | behaviour | behavior |
旅人 | traveller | traveler |
言われなければ気づかないレベルですが、若干違ってますね。
ちなみに「映画館」は、イギリスでは「cinema」、アメリカでは「movie theater」と言います。「cinema」には映画産業や映画業界という意味もあります。
まとめ
塾や学校、さらにはニューヨークの留学時も英語の授業を受けていると、時々先生や講師がこれは「イギリス英語」、これは「アメリカ英語」というように言ったので気になって調べてみました。日本ではごっちゃに使われていたりしますね。こう言ったことを頭に入れて英語を学ぶのも面白いと思います。
イギリス人やアメリカ人と話せる英会話は下記になります。
読んでいただきありがとうござました。