【時事英語】コロナの話題で使われる英単語とフレーズ10選
この記事はコロナウイルスに関連した英単語やフレーズを知りたい方向けに書かれています。
今回はニューヨーク滞在時にコロナが直撃したので実際に聞いたり、よく使われている単語などを復習しようと思います。自分がアメリカにいた時、ニュースの話題はコロナか大統領選挙のどちらかでした。通常の単語より少し難しく感じますがここで紹介しておきます。
- COVID-19 / Coronavirus
- outbreak と epidemic
- spike
- state of emergency
- stay-at-home order
- asymptomatic
- antibody test
- quarantine
- How long will coronavirus last ?
- in phases
- まとめ
COVID-19 / Coronavirus
まずは名前から。日本では「コロナウイルス」か「コロナ」と呼ばれていますが、英語でウイルスは「virus=ヴァイルス」と発音するので「コロナヴァイルス」と呼ばれます。ニュースでは最初「coronavirus」が使われていましたが、WHOが名称を決めてから「covid-19=コウヴィッド-ナインティーン」もよく使われるようになりました。
ちなみに「covid-19」は「coronavirus disease 2019」の略です。
「I'm not infected with covid-19 / coronavirus .」
「私はコロナウイルスに感染していない。」
※「be infected with 〜 = 〜に感染する」
outbreak と epidemic
続いてoutbreakeとepidemicです。こちらもよく耳にします。コロナ関連で使われる場合はoutbreakeは「特定の地域で勃発」するという意味になります。epidemicもよく耳にしますがこちらは「特定の地域で蔓延している」状態を表す言葉になります。
どちらの単語もよく似ていますが、特定の地域で「outbreak=勃発」した結果「epidemic=蔓延している」状態になります。この因果関係をおさえればイメージしやすいと思います。
その後、さらに広く蔓延すると「pandemic」になります。
spike
「spike」は「スパイク」と発音し、日本語でも使われています。通常の意味だと「大きいクギ(先の尖ったもの)」やスポーツで使う「スパイクシューズ」となります。
コロナ関連のニュースではグラフと共に使われているのをよく見ます。意味は「突出(する)」「急増(する)」になります。
「Covid-19 cases spike in Florida state .」
state of emergency
こちらはアメリカで発令されている「非常事態宣言」や日本で発令されていた「緊急事態宣言」を意味します。
「national state of emergency」=「国家非常事態宣言」
「declare state of emergency」=「非常事態宣言の発令」
「extend state of emergency」=「緊急事態宣言の延長」
stay-at-home order
これは「外出禁止」ではなく「外出規制」や「外出自粛要請」を意味します。こちらはニューヨークタイムズに記載がありました。
実際ニューヨークでは発令されていましたが以前別の記事で紹介した通り公園は人で溢れていました。。
「New York governor issued / announced a statewide stay-at-home order .」
「ニューヨーク州知事は州全体に外出自粛要請を発令した。」
asymptomatic
少し難しくなりますが「asymptomatic」は「無症状の」を意味します。発音は「エィシンプトマティック」になります。
「symptomatic=症状がある」に否定の「a-」がくっついて対義語になっています。コロナウイルスは無症状の感染者が多いことからよく使われます。
「asymptomatic patient」=「無症状感染者」
antibody test
こちらは「抗体検査」を意味します。PCR検査は「PCR test」と言います。また検査結果についての表現は陽性=「positive」、陰性=「negative」と表されます。
検査結果の「陽性」や「陰性」を人に伝えたい場合は下記のように言います。
「My result of antibody test was negative .」
「I had a negative antibody test」
「I tested negative for antibodies .」
「抗体検査の結果は陰性だった。」
3つとも同じ意味ですが3番目の文章は「for」の後に「antibodies=抗体(複数形)」という名詞が入ります。ここにテスト名の「antibody test」は使用しません。またこの場合、人体の中に抗体の細胞は1つでないので複数形を使用します。
同じようにPCR検査の結果を言いたい場合は下記のように言います。
「My result of PCR test was negative .」
「I had a negative PCR test .」
「I tested negative for coronavirus .」
「コロナウイルスの検査 / PCR検査の結果は陰性だった。」
3つとも同じ意味ですが3番目の文章だけは「for」の後にウイルスの名前を使います。
quarantine
発音は「クゥアランティーン」といった感じです。よく「検疫」という意味で使われます。海外から帰国した際に空港で見かけるかもしれません。コロナ関連のニュースで使われる際には名詞で「隔離」動詞で「隔離する」を意味しています。
「People tested positive for the covid-19 will be quarantined for 14 days .」
「コロナウイルス検査で陽性だった人は14日間隔離される予定になっている。」
また「自粛」と言いたい場合はこの単語を使って「self quarantine」と言うみたいです。
How long will coronavirus last ?
誰かに「コロナはいつまで続くと思う?」と言いたい場合はこちらの文章を使います。この文章の「last」は動詞で「続く」を意味しています。
in phases
「phases」の発音は「フェイジズ」となり、単数系「phase」の発音が「フェイズ」になります。日本でも「フェーズ」という言葉でよく耳にしますね。
「in phases」(phasesは複数形)で 「段階的に」という意味になります。
「Shcools and businesses will reopen in phases .」
「学校とビジネスは段階的に再開されるだろう。」
※学校や経済活動の再開には「reopen」がよく使われています。
まとめ
今回はコロナ禍の中でよく使用される英語の単語やフレーズをご紹介しました。医療系の用語も入ってくるので少し複雑です。
英語のニュースなどではよく耳にしますのでぜひ参考にしていただければかと思います。
読んでいただきありがとうございました。