【グランド・セントラル駅】の紹介とメトロノース鉄道について
今回はグランドセントラル駅とそこから発車するメトロノース鉄道についてご紹介したいと思います。
グランド・セントラル駅
このブログでは既に何度か登場していますがグランド・セントラル駅について再度ご紹介しようと思います。
現在の駅舎はマンハッタンを代表する歴史的建造物です。駅自体は1871年に開業し、現在の駅舎は1913年から使われている3代目の駅舎となります。
この駅は地下鉄とメトロノース鉄道のみが乗り入れています。メトロノース鉄道の乗り場はすべて地下となり29面のホームと46の発着番線を持っています。
メイン・コンコース
切符売り場のあるメイン・コンコースは通常ですと人が行き交って賑やかです。コロナの影響で入場できる場所が制限され、3月半ばから5月中はかなり静かでした。
メイン・コンコースの天井に描かれた星座や切符売り場の広い空間は私も気に入っています。
メイン・コンコース東側入り口には食品店があります。日本食のスーパーもあり、お寿司やカップ麺などを買うことができます。その他ドラッグストアや土産物売り場も駅構内にあります。
ロウアー・レベル
メイン・コンコースから地下に行くとダイニングやケーキショップなどがあり、通常ですと人で賑わっています。またこの階に公衆トイレがあり、誰でも利用することが可能です。
2016年に来た時はロウアー・レベルにあるオイスター・バー・レストランへ行きました。
店内は雰囲気がよく料理も美味しかったのを覚えています。
バルコニー
メイン・コンコースから階段で登ったところがバルコニーになります。
バルコニーは東側と西側にあり東側にはアップル・ストア、西側にはマイケル・ジョーダンズ・ステーキ・ハウスがあります。
またバルコニーからはメイン・コンコース全体を見ることができ、見晴らしのいい場所になっています。
メトロノース鉄道
今回は乗ることができませんでしたが、このグランド・セントラル駅から北へ向かう鉄道がメトロノース鉄道になります。少し細かいですが下記が路線図となります。(黒丸がグランド・セントラル駅)
名前の通りグランド・セントラル駅から北を目指す鉄道になります。運営は何度かご紹介したMTAが行っています。
ご覧の通り3線に分岐をしています。赤色が「ニュー・ヘイブン線」、青色が「ハーレム線」、緑が「ハドソン線」となります。マンハッタン内ではグランド・セントラル駅の他にハーレム125丁目駅で全ての線を利用することができます。
チケットは駅窓口、駅構内にあるMTAの券売機、ウェブで購入ができます。
ディア・ビーコン
今回時間がある時にメトロノース鉄道に乗ってディア・ビーコンという美術館に行きたかったのですが。残念ながらコロナの影響で行くことができませんでした。
メトロノース鉄道・ハドソン線の「Beacon」駅(路線図オレンジの丸印)から徒歩5分で行くことができます。巨大な工場跡地をそのまま利用した美術館になっていて、行った方のお話を聞くと雰囲気に圧倒されたそうです。
また電車の往復料金と美術家の入場料金がセットになったチケットが販売されています。こちらは当日に駅の窓口で購入することができます。
ディアビーコンについてはホームページから確認することもできます。
私も次回ニューヨークに行った時は行ってみたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。