【英会話】文法復習・Conditional(仮定法)について
今回は英語の文法を復習しておこうと思います。あらかじめ断っておきますが私は普段英語を教える立場ではないので少々間違えてしまうかもしれません。。
内容は「If」を使用した文章です。この「If」を使用した文章を英語では"Conditional"と言われています。(日本語への直訳で"条件つき"の)
会話でもよく使われ、どう使えばいいか慣れてないとこんがらがる範囲なのでまとめてみようと思います。
- Zero・Conditional
- First・Conditioal
- Second・Conditional
- Third・Conditional
- Mixed・Conditional
- 助動詞の使い分け
- まとめ
Zero・Conditional
まずは「Zero・Condetional」からです。
[If+Present・Simple(動詞の現在形) ,Present・Simple(動詞の現在形).]
ex, If you add two and two , you get four .
(2と2を加えれば、4になる。)
これは不変の真実だったり、一般論を表します。
ここは簡単ですので次へ行きます。
First・Conditioal
ここから3つは日本の高校で仮定法として習う範囲となります。
まずは「First・Conditional」です。これは未来に起こり得ることを表します。
[If+Present・Simple(動詞の現在形) ,will+infinitive(動詞の原形)]
ex, If it rains later , we will stay at home .
(この後雨が降ったら、家にいるだろう)
注意すべきはIf節は動詞の現在形を使用します。
Second・Conditional
ここからが少し難しくなってきます。続いては「Second・Conditional」です。
これは現実に起こり得ないこと、現実に起こっていないことをイメージして伝える時に使います。
日本語での説明が少々難しいので実際に例文を見てみましょう。
[If+Past・Simple(動詞の過去形) ,would+infinitive(動詞の原形)]
ex, If I won the lottery , I would buy a house .
(もし宝くじに当たったら、家を買うだろう)
ex, If I were you , I wouldn't do that .
(もし私があなたの立場なら、そのようにしないだろう)
2番目の「If I were you,〜(もし私があなたの立場だったら、〜する)」は周りから何か相談された時などによく使います。
Third・Conditional
最後は一番ややこしくなる「Third・Conditional」です。
説明は少々荒くなりますが、過去に起こったことについて「もし過去に起こった出来事が違っていたら、違う結果になっていただろう」という時に使います。
[If+Past・Perfect(過去完了形) ,would+have+past・perticiple(動詞の過去完了形)]
ex, If I had studied harder , I would have passed the exam .
(もしもっと勉強していたら、試験に合格していただろう)
ex,I had gone to the party , I would have seen her .
(もしパーティーに行っていたら、彼女に会っていただろう)
文章自体が長くなってしまうので会話で使おうと思うとこんがらがってしまいますね。
Mixed・Conditional
最後は「Second・Conditional」と「Third・Conditional」を混ぜた「Mixed・Conditional」です。こんなのまであります。。
ここは例文を見た方が分かりやすいと思うので紹介します。
[If+Past・Perfect(過去完了形) ,would+infinitive(動詞の原形)]
ex,If he had stayed in his job , he would be richer now .
(もし彼がその仕事にとどまっていたら、お金持ちになっていただろう)
[If+Past・Simple(動詞の過去形) ,would+have+past・perticiple(動詞の過去完了形)]
ex,If I didn't trust you , I wouldn't have lent you the money .
(もしあなたを信頼していなかったら、あなたにお金を貸していなかっただろう)
使い分けるポイントは時制です。"今現在のこと"なのか"過去のこと"なのかの見極めが重要になってきます。
助動詞の使い分け
「Second・Conditional」や「Third・Conditional」は助動詞(過去形)と一緒に使われます。その助動詞をどういった場面で使用するかまとめておきます。
下記の3つはこれが正解というものはなく、会話の場面や状況に応じての使い分けが必要になってきます。
would
ここでよく使われる「would」は="for sure"、確実に〜していただろうという時に使用します。
might
「might」も使われますが50:50で不確実、多分〜していただろうという場合に使います。
ex, He might be happier now , if he had fulfilled his ambitions .
(彼は野望を果たしていたら、より幸せになっていたかもしれない)
could
「could」はpossibility、可能性や能力を表す場合に使用します。
ex, He could have become a top-class soccer player , if he hadn't broken his leg .
(彼は足の故障がなければ、トップクラスのサッカー選手になれたかもしれない。)
まとめ
簡単に説明しましたが、これらを使いこなせれば会話の幅がだいぶ広がると思います。
日本語でも「もし〜だったら」という文章は頻繁に使うと思います。今回まとめた事が少しでも参考になればと思います。
読んでいただきありがとうございました。